新成堂のブログ『生き生き健やか通信』

薬剤師として、被災地災害ボランティアでの経験②

本町店 管理薬剤師の藤本純子です。

前回に引き続き、被災地ボランティアでのことです。
今回行った避難所の様子ですが、ダンボールの低い仕切りと狭いスペースで一日過ごす高齢者が多く、TVで見るよりも壮絶な環境でした。
自分がもし被災者の立場になったら、気力が持つかな?と目の当たりにして胸がつまりました。

投薬した患者さんと交わす会話では、皆さん口をそろえて 『帰りたい…』とおっしゃいます。
何名かの患者さんからプライベートなお話を伺い、そこで生活するまでの人生の一部を教えていただきました。
今後、よい方向に一日も早くなるようにと願うばかりです。

空き時間に、郡山駅ビルにも行ってみました。
郡山駅ビルの店員さんからは、「他県からわざわざ福島へ来たのですか?」と驚かれました。
福島以外の地区では、「福島から来た」というだけでいじめや差別も起きている事実を聞き、いたたまれない気持ちにもなりました。
こういう状況だと、人はいろいろな感情や想いが葛藤し混乱しやすいのかもしれません。

前進するためには、
 ・被災者の方へ住む所を一日も早く提供すること
 ・被災地への長期的な経済的な貢献
 ・職の斡旋等
の必要性を強く感じました。

また、個人として、もし被災された土地へ行く機会があるならば、
 ・そこの土地へお金を落とすこと
 ・風評被害といわれる観念を持たない人が大勢いることを話して、気持ちの面で明るく強く前向きになれるような会話を交わすこと
わずかなことですが多くの人が長期的に行うことで、もしかしたら何かが変わるかもしれないと思いました。

私個人的には、今回参加させていただいて非常によかったと思っています。
当たり前が当たり前でないこと分かること、日常に感謝すること、出来ることをケチらないこと、見返りを期待しないこと、誰かや何かのせいではなく他人のおかげだと思って愛を持って何事にも接すること。
ボランティアについての課題も山積みです。
しかしこれが個人にとって独りよがりでなく、真の意味で役立てることが今後続いていけばと思います。

今後、もしお役に立てる機会があれば、またボランティアとして是非参加させていただきたいと思っています。
頑張ろう、東北!